すべての人から健康が失われてしまうようですが、何も脅かそうとしているわけではありません。免疫力を高めておけば大丈夫、ということを言いたいのです。ウイルスや細菌などさまざまな外敵が侵入してきても、免疫力がしっかりしていれば、それらと自然と闘ってくれるからです。もっとも恐れられているがんに対しても例外ではありません。しかし、反対に、免疫力が極端に低下してしまうと、病に対してまったく抵抗力を持たない状態になり、病気に負けてしまいます。では、この免疫力とは、具体的に身体のどこにあって、どんな働きをしているものなのでしょうか。一言でいうなら、免疫力は、身体のあちこちに備わっていて、それぞれに与えられたポジションで、毎日、さまざまな敵と闘っているものだということができます。免疫力とは、身体の各部で健康を維持しようとする「抵抗力」の総称のようなもので、たとえば、皮膚には皮膚の、肝臓には肝臓の、また、腸には腸の免疫力があります。