トリコットの仕上加工は脱水、乾燥、樹脂加工、ヒート・セットが基本である。綿およびポリエステルノ綿混紡糸は丸編ニット肌着用が主で、柔軟性が求められるため、樹脂加工は行われないが、寸法安定性は重要な機能として付与されるのが普通である。毛織物・ニットの仕上加工は、外観とともに風合いが機能性以上る。に重視される。風合い仕上法としては、毛織物の場合、羊毛の持つセット性を十分に利用した、表面毛羽の少ない平滑で、艶のある織物とするクリヤー・カット仕上法がある。また、羊毛の縮絨性を利用した、仕上げの寸法、厚み、目付、表面の変化など、風合いの基礎が作られるミルド仕上法がある。さらに主に紡毛織物に適用され、縮絨である程度の毛羽を出した後、起毛して、適当に刈り揃え、要求に応じた表面状態にする表面加工法の三つに大別される。特殊仕上加工として、織編物の表面に合成樹脂の皮膜を作るコーティング加工、短繊維の毛羽を立毛状に植えつけるフロック加工、布/フォーム、布/布、布/合成樹脂膜のラミネート加工などがある。