昨年の世界同時不況を境に、自動車産業にこれまでにない大転換が起こり、これから自動車産業と関連業界がどう変わっていくかという問題を考えることだ。すでに明らかにしたように、20世紀を支配した先進国中心の大量生産、大量販売、大量消費だけに頼るパラダイムは、今後、同じような形では続けられなくなる。そのような大転換が現実に進みつつあるなか、これまで日本経済の牽引役をもって任じてきた日本の自動車産業はこれからどうなるだろうか。
[参考]
エクストレイル中古車/日産 エクストレイルの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/NISSAN__X-TRAIL/index.html
マークX中古車/トヨタ マークXの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/TOYOTA__MARK_X/index.html
ウイングロード中古車/日産 ウイングロードの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/NISSAN__WINGROAD/index.html
AZワゴン中古車/マツダ AZワゴンの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/MAZDA__AZ-WAGON/index.html
プレオ中古車/スバル プレオの中古検索
http://www.goo-net.com/usedcar/SUBARU__PLEO/index.html
まずいえることは、日本自動車メーカーの今後のグローバルな活動舞台は、北米、欧州といった先進国から、新興国となることは間違いない。その中で、勝負の分かれ目となるのは、規模の経済性でなく、環境技術や環境性能、安全技術のようなイノベーションの質の高さである。では、先進国市場がまったく駄目になるかというと、若干の復活はあるだろうが、かつてのように北米市場が、過剰信用と過剰消費で支えられていた年間生産台数1700万台への復活はありえない。信用秩序の回復があっても1300万〜1400万台がせいぜいであろう。となると、日本での国内生産は、現在のように年間1000万台を維持するのは難しい。円高の影響もあって輪出は減るので、800万〜900万にとどまるだろう。国内販売は現在の2割減から550万台にすぐには戻らず、450万〜500万台が精一杯というところだろうか。自動車メーカーの生産体制は、急速に新興国中心に移行し、グローバルな国際分業のネットワーク化か進むはずだ。とくに安価なエンドリーガーについては、開発から生産、販売までが途上国に移管され、国際分業が進む。トヨタのTIMV(新興国市場向け戦賂車)がその好例である。