子宮を収縮させるプロスタグランディン

2010-11-30

思春期になると、月経痛を訴える子がふえてきます初経のあとしばらくは、ほとんど月経痛はないものです。その後、少し月経が順調になってくると、排卵もきちんと起こるようになります。そうすると、月経痛を訴える人がふえてきます。排卵が起こるときには、子宮を収縮させるプロスタグランディンというホルモンが分泌されます。これは、お産のとき、赤ちゃんを娩出させるために子宮を収縮させるホルモンの一種です。このホルモンが月経のときにも分泌され、子宮が収縮することによって月経血となり、不要となった子宮の内容物が押し出されてくるのです。ほどよく分泌されて、ほどよくギュッと収縮してくれればよいのですが、まだまだ体のほうが未熟で、どれくらいがちょうどいいのか、わかっていないことが多いので、プロスタグランディンが過剰に分泌されて、子宮が必要以上に収縮することがあります。これが。下腹部や腰などの痛みの原因の一つとなるのです。