再発はほとんどない

2010-11-11

自然消退しない肥厚性癩痕(一般にはこれもケロイドと呼ぶ)や真性ケロイドは絶対に治らないのでしょうか。そんなことはありません。通常は、半年くらいステロイド剤の入ったビニールテープを貼ったり、軟膏を塗ったり、トラニラストという抗アレルギー剤を飲んでもらいます。それでも、ケロイドの沈静化が見られなければ、ケロイドを切り取り、形成外科的に丁寧に縫合して、翌日から二、三日間電子線を照射すると、再発はほとんどありません。照射量については、将来皮膚ガンが発生しないような最小限の量をケースによって選択します。手術がいやな方には、ステロイド剤を直接、何回か注射することもありますが、この注射は麻酔をして手術するよりもずっと痛いらしいです。