ある本に「午前中の1時間は午後の3時間に匹敵する」と書かれてあって、ハッとさせられました。我が身を振り返って考えると、まさにその通りです。またこれは私の友人の話ですが、彼女はいつも他の人より少し早めに出社します。それはたった30分くらいのことなのですが、それだけの時間があれば結構やれることがいっぱいあるのだそう。メールをチェックしたり、こまごまとした雑用を終わらせたり、その日にやるべきことを整理したり……。まだオフィスには誰もいませんから、仕事が驚くほどはかどるといいます。そうすると午後はすごく楽で、ゆったりとした気分で過ごせるのだとか。私も朝は毎日、戦争のようなものです。まず夫や娘を起こし、朝食をつくって食べさせたあと(夫がつくってくれることも……)、仕事や学校に送り出します。その後洗い物や掃除を終わらせて、そこからがやっと自分の時間。仕事は早朝ロケでもない限りだいたい10時くらいから始まるので、ホッとひと息つけるのはせいぜい1時間くらいのものです。コーディネートを前日の夜に決めておくほうがよいのですが、それだけでなく、最近はアイシャドーやリップの色など、どういうメータにするかもだいたい決めておきます。ですから身支度に関しては、本当にアッという問。あとは新聞を読んで、ゆっくりコーヒーを飲んで、そのあとに続くハードな一目に備えるというわけです。いつもいつもハタハタしていたのでは、その「余裕のなさ」がおのずとその人の表面に表れてくるのではないでしょうか。そうならないためにも、午前中をいかに有効利用するかが私の今の最大の課題です。