部下に対してただ意味も伝えずに仕事を与えるのではなく、仕事の意味・意義・その人に対する期待・仕事を通じて成長してほしいポイント・その人の一〜五年後のなりたい姿を考えたときに、いまがどのような意味を持つのかこういったことを、きちんと上司が伝える必要がある。そして部下の意向を把握し、将来どんな人になりたいかのゴールイメージをすり合わせ、それに対する、適切なサポートとフィードバックをする。このような、マネジャーのマネジメントカが問われる時代になってきている。
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というのも、いままでの日本では、上司のマネジメントカがなくても、若手が、「こんな会社、辞めてやる!」と不満を感じても、本当に辞める勇気ある人は多くはなかった。それはあまりに若いうちに辞めると転職が難しく、あとで苦労することがわかっているのでそんな大胆なことはできなかったからである。そのため、マネージャーの育成力が低くても若手育成できたのである。しかし、三年三割の昨今、「こんな会社、辞めてやる!」と言って、本当に辞めてしまう時代。マネジャーが企業によってある種「守られていた」時代から、丸裸になった「マネジメントの質」が問われる時代になってきたのだ。