ストレスは、月経周期に大きな影響を与える

2010-11-11

ストレスによる感情の乱れは、月経周期に大きな影響を与えることがあります。中医学では、喜・怒・思・悲・憂・恐・驚という感情(七情)が激し過ぎると、体にさまざまな影響を及ばすと考えています。どの感情も、適度にあって、なおかつバランスがとれていれば、体によい刺激を与えますが、長引いたり、過度な刺激となってしまった場合には、何らかの問題が起こる可能性があります。特に影響を受けやすいのが、体のエネルギーである気、そして妊娠と深い関係にある血のめぐりです。これまでも何度か紹介しましたが、気血のめぐりが悪くなると、ホルモンのバランスが崩れて月経のリズムが乱れ、排卵障害が起こって、不妊へとつながることが多いのです。失恋などの大きなショックから月経が止まってしまったり、ストレスフルな職場に勤めていたりしたら月経不順になってしまった、というような例も、七情のバランスの乱れから起こった体の変化ととらえることができます。こういった場合、まずはストレスの原因を取り除くことも必要ですが、同時に、気血のめぐりを整えて、月経周期をもとの状態に戻していくことが大切です。